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『Cobalt』のライバル雑誌? 小学館『Palette』

『Cobalt』87年冬号の編集後記に「『Cobalt』誌にライバル誌登場」という記事を見つけて「何という雑誌だろう?」と日記に書いたところ、メールで小学館の『パレット』ではないかという情報をいただきました。

今もパレット文庫というのがあるのですが、それの母体になった雑誌のようです。花井愛子や島村洋子、喜多嶋隆も載っていたとか。
国際子ども図書館の検索で調べてみたところでは、創刊は以下のように1989年夏。

Palette
小学館発行
1巻1号 通巻 1号(1989年夏)~6巻2号通巻27号(1994年春)
国際子ども図書館 所蔵 Z32-913

「ライバル誌」の記事が1987年冬号(多分1987年2月刊行)なので、時期が合わないのが気になりますが、小学館は集英社の親会社に当たるので、わざわざ言及した意味は納得できます。
逐次刊行物としての創刊が1989年夏であっても、それ以前は別の雑誌の増刊として出されていたということも考えられます。

(初出:2003/07/22

……

というわけで、『Cobalt』のライバル誌だったらしい小学館の『Palette』を実物を国際子ども図書館で見てきました。
キャッチフレーズが「キュートな純愛小説マガジン」で、「純愛」の意味はラブシーンがキス止まりってことなんだろうと想像します。作りは『Cobalt』そっくりですが、読者層は、少し下の年齢のを想定してるのかな。コバルト文庫だと、コバルトピンキーの位置付け。創刊号に花井愛子を連れてきて講談社X文庫ティーンズハートに対抗しているという感じ。
創刊号なのにいきなり「パレットノベル大賞最終選考発表」が載ってます。いつどこで募集したんだろう? 『プチセブン』の広告が載っていたから、『プチセブン』上でしょうか。(――『プチセブン』も国際子ども図書館に所蔵されていたので、見てくりゃよかった。)

(初出:2003/09/26)

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